また会える日を心待ちにしているところに為す術なく「もう会えません」と告げられるのは、卒業が発表された時よりもキツい。
そう遠くないうちに帰ってきてくれると思っていました。それこそ、今年の金澤さんの誕生日くらいには。エムラインとか、今のうちに入っておいた方がいいのかなとか思ったりして。オタクには何もわからない。全部馬鹿みたいだ。
「またお話しできたらいいね」って言ったら、「待ってるよ」って返してくれたのに。「私には皆さんが必要」だって、「どうか信じて待っていて」って言ってくれたのに。急にもう会えないなんてずるい。でも私は金澤さんのことがずっと一番に好きで、金澤さんがどんな思いで引退を決めたのかちょっとは分かる分だけ、余計にやるせない。
金澤さんのことを考えると涙が出てくるけど、自分は何が悲しいのか、何に怒ってるのか、もう自分でもよくわからない。出会えてよかったなんて、本当にそうなのか。こんな思いするくらいなら、とどうしても思ってしまう。あんなに優しくしてもらって、楽しい思いをたくさんさせてもらって、こんな有様の自分も情けない。
「金澤さんが幸せならそれでいい」なんて今はまだとても思えないけど、でもやっぱりどう考えたって大好きな人だから。元気でいてほしいです。もうそうやって祈るくらいしかできることもないし。
やっぱり嫌だな。会いたかったな。もっと歌を聴きたかったな。ステージに立って楽しそうな顔してる金澤さんを見たかったな。また名前を呼んでほしかったな。
どうしようもなく寂しい。
しょうもな。