Juice=Juice LIVE AROUND 2017 ~NEXT ONE SPECIAL~
遡ること今年の3月初め。私は無事、入試の前期試験に落ちた。
やけっぱちのままJuice=Juiceのホールコンのチケットを申し込み、無事当選。大学もなんやかんや決まり、今に至る。
このコンサートが初めてのコンサート経験になる私はうっきうきで準備を進めた。
キンブレを買い、Tシャツも作った。
準備の段階で、テンションが鬼のように上がっていた。
GWも終わり5月病を患っていた私にとってJuice=Juiceのコンサートに行くことが本当に生きがいだったし救いになっていた。Juice=Juiceがいなかったら私は心が折れていたかもしれない。彼女たちには足を向けて寝られない。
いよいよ迎えたコンサート当日、寝坊した。
前日に“遠足前夜の小学生”状態になり眠れなかったのが原因である。
まあ丁度バスも遅れてきたのでモーマンタイ。この世界は捨てたもんじゃない。
バスを乗り継いで会場へ向かった。
グッズ販売開始数十分前に会場近くのバス停に降り立ち、会場へ向かう。少し歩くとそれらしい建物が見えてきたので一安心。
物販列には30人程度。予想以上の年齢層の高さに少し笑った。
日替わり写真を無事購入
時間にかなり余裕があったので腹ごしらえに出かけた。
きつねそばを食べた。おあげが美味しかった。佳林ちゃんへ思いを馳せながらそばかりんとうを食した。ごち。
申し訳ばかりに金箔が乗ったソフトクリーム(ガッツリ金箔の乗ったヤツは高くて断念した)を食べた。ごち。
気がつけばいい時間になっていたので会場へ向かう。
開場10分前頃、会場へ着くともうすでにかなりの人が集まりつつあった。
ヲタクたちがワイワイしてる中、着物の貴婦人が時たまその横を通っていく、金沢ならではのそのカオスさには笑った。
14:00、開場。
私の席は中通路から3列目の通路側の席だった。
何よりもステージが思いの外近かったのに驚き。こんなに近いなんて聞いていない。心の準備ができていない。一気に緊張が高まった。心臓が16ビートを刻み始める。ハロヲタたるもの、いつも心に16ビート。
14:30、いよいよ開演。
客電が落ちて、何やらかっこいいOPが流れ始めた。
コンサート中のことは正直あまり覚えていない。
ただひたすらに楽しくて、ただひたすらに彼女たちはすごかった。
みんなかわいいし綺麗なのはもちろん、5人全員が歌唱メンだったし、ダンスパフォーマンスも思っていた以上にかっこよかった。
彼女たちは真っ当なアイドルだった。
紛れもなく「本物」だった。
ゆかにゃ。
めちゃくちゃかわいい。MCで時々甘噛みしてるの(早口でごまかす、ごまかしきれてない)が本当にかわいい。
ゆかにゃと言えばなんと言っても世捨て。二番サビラストの「捨てたもんじゃない」の柔らかくて伸びやかな歌声には心が震えた。
ダンスパフォーマンスで一番印象に残ったのもゆかにゃ。彼女が一番綺麗で美しく見えた。
かなとも。
コンサート中、8割は彼女を見ていた。彼女を生で見るのは初めてだったが、途轍もない美人だった。腰つきが本当にたまらない。
そしてやっぱり歌がうまい。ピッチの正確さで言ったらかなともが一番安定しているんじゃないかと思う。
MC中に客席を見ないでバックスクリーンをぼーっと見ていた。かわいい。
紗友希。
紗友希のハイトーンを聴くたびに鳥肌が立った。MoLのフェイクなんて涙が出た。彼女の歌は心に刺さる。
降臨の際に近くで彼女が歌うのを見ることができた。端正な顔立ちに見とれたし、一音一音心を込めて丁寧に歌う姿に胸が打たれた。
かりんちゃん。
表現力がずば抜けていた。アイドルまんまんなかの表情から、ドキッとするくらいに色気を含んだ表情、少年のように挑発的でクールな表情、子供みたいに無邪気にはしゃぐ表情、曲ごとに違う顔を見せてくれた。
低音から高音までキレイに響くクリスタルボイス、他を圧倒する表現力、客席を盛り上げる最高の煽りとアドリブ、彼女はステージ力は半端じゃなかった。
うえむー。
美しい。とにかく彼女は美しい。降臨では生脱ぎを近くで見ることができた。黒い露出が多めの衣装が見えたときのテンションの上がりようったらない。
瑞々しい歌声が印象的。愛のダイビングの「まだ躊躇」がめちゃくちゃに良かった。
パフォーマンス中は綺麗な彼女に見惚れっぱなしだったが、MCになると途端にふにゃふにゃになる彼女のギャップには完敗。
終演後、私は今までにない高揚感と満足感に包まれて帰路についた。
キンブレを高く掲げて、名前を叫んで、馬鹿みたいに飛び跳ねて、見よう見真似で振りコピして、日常を忘れて全力で楽しむことができた。
これまでのストレスが清算されたし明日からまた頑張る勇気ももらえた。
Juice=Juiceのコンサート、最っ高だった。初めてのコンサートが彼女たちで本当に良かったと心から思う。絶対にまた見に行きたいと思った。
Juice=Juiceに少しでも興味がある人には絶対に行くことをおすすめする。彼女たちは私達の期待に最高のパフォーマンスで答えてくれるから。